不動産屋さんからのワンポイントアドバイス「賃貸物件の防音対策」
賃貸物件の防音対策!!
防音トラブルは、事前に対策しよう!!
防音対策のための、おすすめアイテム!!
「STAY HOME」ということばが全世界的にも知られ、自宅で過ごす時間が増えた人がほとんど…
お出かけもままならない今、自宅では誰にも邪魔されず、好きなことを好きな時間にして過ごしたいものですよね。
しかし、くつろげるはずの時に隣や上階から漏れてくる音が気になる…
そんな経験ありませんか?
近隣の部屋からの音が気になるということは、あなたの部屋から漏れる音も、他の人にとっては迷惑なものかもしれない…
無駄な近隣トラブルは避けるためにも事前の防音対策が肝心!!
今回は、ちょっとした工夫で解決できる防音対策を紹介したいと思います。
トラブルを防ぎ快適な暮らしをするためにも、今日からさっそくトライしてみてくださいね^^
音には「空気」と「固体」といった種類があります。
対策の際には、それぞれに合わせた防音対策を行うことが重要!!
防音対策を行う前に、自分が困ってる騒音の性質を知っておきましょう。
空気音は、外部で発生した音が空気中を伝わり外壁や窓を通過して聞こえてくるもの。
アパートや集合住宅で発生する空気音の例としては、隣人の話し声やテレビ・音楽などの音が壁を伝わって聞こえてくるものが多く挙げられます。
空気音は、音の通り道となっている窓やドアの隙間を塞ぐことと、壁を音が漏れないように補強することなどで対策が可能です!!
なので隣から聞こえる音や、自分の自宅から漏れる音のどちらも防ぐことができるかと思いますよ^^
一方、固体音とは、壁や床が振動することで伝わってくる音です。
よくある例としては、上階の足音や物を床に落とした音、エアコンの室外機や洗濯機の振動音などです。
隣人や上階からの固体音が聞こえないように防ぐことは難しいが、自分が固体音を出さないための対策は可能なので、トラブルを防ぐ意味でも対策しておきましょう!!
空気音の防音対策、その①
窓などの隙間を防音テープで埋める。
ドアや窓からの音漏れ対策として、枠や床との隙間に防音テープを貼るのが良いでしょう。
窓やドアの隙間を埋めることで気密性をアップさせ、空気音の音漏れだけでなく外気の侵入も防ぎ、寒さ対策にもなります。
防音シートにはゴム製やウレタン製などがあり、厚さや幅も様々。
用途に合うサイズを見つけましょう。
ホームセンターや100円ショップなどで購入できます!!
空気音の防音対策その②
窓に防音カーテンをつける。
窓全体を覆う防音カーテンは、外からの空気音の対策にむいてます。
遮光や防炎などの機能がついている防音カーテンもあるので、是非お部屋のカーテンも見直してみましょう。
空気音への防音対策その③
インテリアのアクセントにもなる防音シートを貼ろう。
隣戸との境となる壁を通して伝わる声などの音漏れを防ぐためには、壁に厚手の防音シートを貼る方法があります。
壁が薄い部屋の場合は特に効果的!!
最近では無地の防音シートだけではなく、さまざまなデザインの防音シートが販売しており、アクセントクロスとしてもオススメですよ^^
壁に貼るタイプの防音シートは、貼ってはがせるタイプが多いので、賃貸でも使いやすいと思います。
続いて、自宅からの固体音を下階や隣に伝えないための防音対策について説明しましょう。
固体音への防音対策その①
スリッパを履く。
室内を移動する際の足音が気になる場合は、スリッパを利用すると良いでしょう。
下の階に伝わる足音、つまり固体音を防ぐことができます。
底部が柔らかい革製のスリッパは足音が立ちにくく、デザイン性も高いのでオススメ!!
底部が音を立てにくい素材の「防音スリッパ」も販売されていますよ^^
固体音への防音対策その②
ラグやマットを敷く。
椅子を引く音など家具がたてる音が気になる時には、家具の下にラグやマットを敷くのがオススメ。
椅子の足などが直接床に当たることで、固体音を軽減することができます。
また、床への傷を予防できるメリットもあり、ラグを敷くことで階下への足音なども軽減できます。
固体音への防音対策その③
家電など振動するものに防振シートを敷く。
モーター音が気になる家電に使えるのが防振シート。
家電の下に敷いて振動を吸収するタイプのものが良いですよ!!
もし、もっと手軽に振動を抑えたい場合は、100円ショップで売っている滑り止めマットがオススメ!!
ある程度は効果を出してくれるので使ってみてください^^
固体音への防音対策その④
洗濯機にはゴム製の防振パッドを。
洗濯機のようなかなり振動の大きいものには、ゴム製の防振パッドがオススメ。
ゴムは劣化によって床に貼りついてしまう場合があるので、下にもう一枚かませた方がいいかも!!
普段自分が感じている周囲からの音、自分が出している音が空気音なのか固体音なのか、いま一度見直すことで効果的な防音対策ができると思います。
工夫されているアイテムも沢山出てきているので、検索してみてくださいね^^
ちょっとした気遣いがトラブルを防げる第一歩なので、少しずつ対策をはじめ、快適なお家時間を過ごしましょう♪

関連した記事を読む
- 2021/02/21
- 2021/02/14
- 2021/02/13
- 2021/02/05