スペース・エイド株式会社
9:00~19:30 何時でも可能
年中無休 ※年末年始除く
2020年10月01日
不動産情報

「不動産」と「動産」の違い~知っておきたい不動産その⑤

不動産とは何か

そう聞かれて、
定義を明確に説明するのはなかなか難しいですよね。
たいていの方が思い浮かべるのは、
土地や家だと思います。

不動産と動産の大きな違いは

『動かすことができるかどうか』が基本になります。
不動産とは土地などの定着物で『動かすことができない』財産であることに対し、
動 産とはお金や家具など『動かすことができる』財産のことをいいます。

それぞれ、民法では以下のように定義されています。
不動産→「土地およびその定着物は、不動産とする」民法86条より
動 産→「不動産以外のものは、すべて動産とする」民法86条より

土地や家はもちろん、
土地に生えている立ち木なども不動産になります。
一方、不動産以外の動かすことのできる財産である、
金・宝石・時計・電化製品・家具などは、すべて動産になります。

注意が必要なのは

お金は動産ですが、
郵便貯金や銀行預金は含まれないということです。
証書や通帳自体は動産ですが、お金を払い戻す権利は債権となります。
これらは無記名ではないため、動産には含まれないのです。
無記名債権とは、映画のチケットや商品券、乗車券などを指します。
(民法86条に「無記名債権は、動産とみなす」と定義されています)

動産と思われるものでも

所有するために「登記や登録」が必要となる場合、
不動産としてみなされます。
例えば、船舶や航空機は、土地や建物と違い定着物ではないので、
動産として認識している方も多いと思いますが、
財産的価値が高い20トン以上の大型船舶や航空機は、
一般的な不動産と同じように登記や登録を行う必要があるため、
不動産として扱われています。

より身近なものでいえば

自動車も不動産として扱われています。
民法86条で考えれば、
自動車は本来、動産として扱われるはずですが、
現実的には、登録制度や抵当権の設定があるため、
不動産扱いとなります。

「不動産」と「動産」の垣根を明確に判断するのは 難しい

そう感じる方も多いかと思います。

特に、住宅の売買における買主・売主双方の見解が違うと、
トラブルに発展する可能性もあります。

不動産は資産価値の高いものであるため、
きちんと登記をしておく必要があります。

トラブルを起こさないためにも、
定着物かどうかの判断が分かれそうなものに関しては、
あらかじめ契約書などできちんと定義しておくと良いと思います。

この記事を書いた人
藤田正広 フジタマサヒロ
藤田正広
2020年で不動産業界25年となります。我々の本拠地である桜木町・野毛エリアを始め、横浜には素敵なお店が本当に沢山あります。素敵で美味しいお店の情報はお任せ下さい♪・・・と言いたい所ですが、スペース・エイドのホームページでは他のスタッフが皆食べ物系のブログを書き込んでいるので、入り込む余地がない?!
arrow_upward