不動産の「資産価値」はどんな基準なの?知っておきたい不動産その④
資産価値が落ちにくいマンションとは?
マンションの資産価値は、「立地」と「物件の状態」によって決まります。
最も重要なのが「立地」です。
マンションは、新しく建て替えることができますが、
土地を移動することはできません。
駅から近いなど、利便性の高い場所にある物件は資産価値が高くなりやすく、
逆に、郊外にあったり、災害リスクが高いと言われている土地にあると、
資産価値が低くなる可能性が高まります。
中古マンションの場合、
物件の状態で焦点となってくるのは部屋や建物の劣化状態です。
マンションの築年数と現状を比較し、資産価値を決定していきます。
築年数と比較した時に、あまりにも部屋や建物の状態が悪いような物件は、
資産価値が上がらないということもでてくるでしょう。
資産価値を見極めるポイントは?
1.駅から近い
人が住みたいと思う場所にあるマンションの方が資産価値は高いです。
特に駅への距離については、将来の資産価値を見極める重要なポイントになります。
駅から近い物件ほど価値は高くなる傾向にあると覚えておくと良いでしょう。
2.管理体制
メンテナンスが定期的に行われていない場合、
時間が経ってから物件が劣化するリスクが高まります。
修繕計画などをチェックしましょう。
3.周囲の物件数
いくら良い土地であっても周囲に物件数が多い場合は要注意です。
マンションの数が多いエリアの場合、
将来的に希少価値が下がることもあるかもしれません。
4.築浅物件≠資産価値が高い
築年数が浅い物件も、時間が経てば築浅ではなくなります。
劣化しにくいマンションを見極めることが重要です。
オススメは中古物件!
一見すると、新築の方に資産価値があるように思えますが、
実際はそうではありません。
新築物件は、「新しく建てられた」ということに意味があるので、
購入してから数年の間にガクンと資産価値が下がります。
中古の場合も築年数と共にその価値は下降していきますが、
その変化は緩やかです。
将来の資産価値ということを考えるならば、
中古マンションに軍配が上がるでしょう。
また、実は新築より中古の方が立地条件の良い物件が多い、
というのも資産性が高い理由の一つになります。
今、新築マンションが建設されるのは、
すでに街が出来上がった後ということがほとんどです。
こういった場合、駅から近かったり、
周辺の環境が整ってる利便性の高い場所には、
すでに中古マンションが建っています。
土地は変えることができない資産ですから、
必然的に中古物件の方が資産性が高いということになりやすいのです。
参考程度ですが、
素敵なマンションを探してみてください。

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