【関外の取り組み】~初黄・日ノ出町地区のまちづくり~ 地域情報の豆知識
お部屋探しに来る方の親御さんからたま~に話題が出たりするのですが・・・
初黄・日ノ出町地区、中でも黄金町は、
京浜急行黄金町駅から日ノ出町駅方面に向かう大岡川沿一帯の通称で、
横浜大空襲を機に、戦後この街は青線地帯(非合法の特定飲食店街)へと姿を変えました。
(細かくはここでは解説しませんが)黄金町と聞くと、
この青線のイメージを抱えたままの方もいまだに多いかと思います。
その後、2005年に神奈川県警による違法店舗の一斉摘発により、
このエリアは空き家だらけ、シャッター街となってしまいました。
“街のイメージを変えよう”というところから始まった事
そんな黄金町が、ガラッと変わりました。
これは、横浜市の推進する、芸術や文化の持つ“創造性”を活かした街づくり、
「クリエイティブシティ・ヨコハマ」の一環で、
2007年、黄金町にアーティストやクリエーターを集め、
地域の活性化を図るという「アートによるまちづくり」が始まりました。
手始めとして、横浜市が高架下の2ヶ所(黄金町と日ノ出町)に、
アーティストのスタジオやアトリエになるような新しい施設を作りました。
これらのオープンに合わせて「アートフェスティバルを行いましょう」
という構想があり、
2008年より毎年秋に『黄金町バザール』が開催される事になりました。
『黄金町バザール』とは、
横浜市中区黄金町エリアでアートによるまちの再生に取組む、
NPO法人黄金町エリアマネジメントセンターが主催するアートフェスティバルです。
「街」という日常の空間を舞台に、2008年より毎年秋に開催し、
国内外のアーティスト、キュレーター、建築家を招聘してきました。
『黄金町バザール』の開催をきっかけに、
若手クリエイターの実験の場として街を開放し、
地域コミュニティに新たな可能性が生み出されることを目指しています。
出典:黄金町エリアマネジメントセンター
詳しくは、下記主催者にお問い合わせ下さい。
黄金町エリアマネジメントセンター
横浜市中区黄金町1-4先 高架下スタジオSite-B
TEL:045-261-5467

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